就活で使う証明写真はスマホ撮影でも問題ないのでしょうか?証明写真は、提出するES(エントリーシート)が多ければ多いほど費用がかさむので安く抑えたいですよね。今回は「実際のところスマホ写真ってどうなの?」について解説していきます。
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証明写真の相場価格
一般的に、証明写真を撮影する方法は3パターンあります。
フォトスタジオ(写真館)で撮影する
一番ベストなのがフォトスタジオでプロに撮影してもらうことです。フォトスタジオで撮影した場合の相場価格は、2,000円~1万円程度となっています。10枚~15枚をワンセットとして撮影するケースが多く、全国展開しているチェーン店の写真スタジオなら1枚あたり1,000円程度が標準的な価格となります。
スピード写真で撮影
スピード写真とは、駅やコンビニなどに置いてある撮影機で撮るものです。設置されている機械によってバラつきはありますが、大体相場としては6枚ワンセットの写真が700円~1000円で撮影可能です。1枚あたり120円~170円なのでスタジオ撮影に比べると安く済みます。
スマホで自撮りする
一番コストがかからないのは、スマホで自撮りする方法です。当然無料です。もし撮影するなら、通常のカメラよりも証明写真用のアプリがおすすめです。こちらにまとめ記事でおすすめの証明写真アプリが紹介されています。
証明写真はスマホ撮影でもOK?
結論から申し上げると、スマートフォンでの証明写真の撮影はおすすめしません。スピード写真も同様です。ここはケチらずに写真スタジオでプロのカメラマンに撮影して貰いましょう。
その根拠として、メラビアンの法則という考えがあります。
メラビアンの法則とは、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが1970年代に提唱した、人の印象を数値化した法則です。
メラビアンの法則によると、人の第一印象は
視覚情報(見た目からの印象):55パーセント
聴覚情報(声からの印象):38%
言語情報(話の内容):7パーセント
とされています。ここから分かるのは、あなたの印象の半分以上は外見から判断されるということです。就職活動でいう「外見」とは、顔のかっこよさ(可愛さ)ではなく、清潔な身だしなみ、明るい表情、はっきりとした目線などを指します。
新卒採用の就活において、企業が一番初めに受け取る「視覚情報」は履歴書(エントリーシート)の写真です。写真の映りが選考に大きな影響を与えるのはもはや言うまでもありませんね。
フォトスタジオ(写真館)で撮影するメリット
フォトスタジオ(写真館)でプロのカメラマンさんに撮影して貰うことには大きく分けて3つのメリットがあります。
表情・身だしなみのアドバイスが貰える
フォトスタジオで撮影する際、プロのカメラマンさんが好印象に見える表情の作り方だったり、見落としがちな服装の乱れをアドバイスしてくれます。
スタイリングやメイクを受けられる
就活用の証明写真を多数手がけている写真館なら、カメラマンだけでなくプロのヘアメイクも在籍しています。就活のトレンドや、業界によって好まれやすい髪型といった就活事情にも詳しいので、最適なヘアスタイリング・メイクをしてくれるでしょう。
明るく映る
スマホ自撮りやスピード写真を使うと暗い写真の仕上がりになってしまうことが多いため、どうしても暗い印象に見えてしまいます。写真の印象が悪いと書類の文字を読む前に「この人あんまり明るくないのかな…」とマイナススタートになる可能性があるので避けたいですね。
フォトスタジオならプロのカメラマンさんが照明の明るさや、光のあたる角度を適切に微調整してくれるので、最良な1枚を撮ることができます。
他にも
・写真をデジタルデータで貰える(web提出のエントリーシート用)
・撮影後に部分的な修正を行ってくれる
などのメリットもあります
まとめ
・証明写真はスマホよりフォトスタジオが望ましい
・人の第一印象の55%は見た目で判断される
・フォトスタジオならプロのカメラマンさんが表情指導やヘアメイクをしてくれる
就活でかかる費用というのは、志望企業から内定を得るために必要な投資です。もし入社できれば回収できるものなので、証明写真はベストなものを用意しましょう。