6月からインターンシップが始まるのもあり、大学3年の方は就活ムードになりだしてるのではないでしょうか。
今回は就活において欠かせないガクチカというものについて解説していきます。
ガクチカって?
ガクチカは、「学生時代力を入れたこと」の略称で、自己PRの1種です。ガクチカは志望動機・自己PRと並び、3大でよく聞かれる質問となっています。ここを作りこめば周囲と差を付けられるので力を入れましょう。
評価されるポイント
人事の方は実際に頑張った「成果」を評価するわけではありません。それよりは成果を得るためにどんな努力をしたかという「過程」だったり、そこから得た「学び」を見ています。
例えばあなたのガクチカが所属するバドミントンサークルの幹部だったことだとしましょう。
そして大学3年の時インカレで団体優勝するという成果を出していたとします。きっとあなたは優勝したという成果の部分を力を入れて話したいはずです。
しかしそれよりもむしろ「なぜそこまで頑張れたのか」「そこから得た学びは何か」について重点を置いて述べましょう。
なぜならビジネスの場というのは再現性が要求されます。学びは再現性が高いのでしっかり言語化しておきましょう。
頑張ったことがあまりない..
留学に行ってない、サークル長もバイトリーダーもしていない。ボランティア経験もない。「学生時代に頑張ったことがなにもない..」と頭を抱えている方もいるでしょう。
しかしまず落とし穴として多くの大学生が陥りやすいのが頑張ったこと=一番長く時間をかけたことと認識してしまうことです。
みなさんはきっとサークル長やバイト経験をイメージしたかと思います。実際9割の学生はサークルとバイトをガクチカとしています。なのでそういったエピソードは他の就活生に埋もれてしまいます。
しかし他の就活生と差別化できなければ「採用するのがあなたでないといけない理由」を作れず人事の方は困ってしまいます。
それに、頑張ったことがないという方もよく考えてみてください。きっとあなたの日常の中に隠れているはずです。
「朝早起きした」「毎晩ビジネス系のYouTubeを見た」など小さなことでも構いません。
先ほども述べた通り大事なのは突出した成果ではなく、過程や学びです。
他の学生と差別化するために小さくても打ち込んだことを見つけましょう。
書く際に気をつけること
ガクチカを書く際、伝える際に最も大事なことは結論ファーストで述べることです。
結論から伝えることで、面接官は何を伝えたいのかを明確にできますし、印象に残ります。そして最後には先ほど述べた通り経験から得た学びを主張しましょう。
この2点だけでも意識すれば面接官にとって分かりやすいガクチカを作ることができます。