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「面接の結果はどれくらいで届くの?」「合否連絡が遅い…」面接を終えてこのように不安になっている方も多いと思います。今回はステップ別の合否連絡期間の目安と、結果通知が遅い理由を解説していきます。
一次面接の合否連絡
一般的に面接の選考結果は、だいたい1週間程で連絡がきます。
もちろん優秀とみなされた人はそれよりも早く来る場合もありますが、通常はこの期間が一般的です。 この一次面接のフェーズで結果通知が長引く理由としては、面接の人数や状況によって、選考する時間が多くかかっている可能性があるからです。
普通の企業なら、面接時に「~日までに選考結果をお知らせします」と教えてくれます。 もし、連絡期限を過ぎても結果通知がない場合は問い合わせてみましょう。
最終面接の合否連絡
最終面接の合否に掛かる期間は以下の3パターンに分かれます
3日~5日程度
もっとも一般的なのは、3日~5日程で連絡が来るケースです。最終面接も通常は1週間程度と考えていいでしょう。
早い時は即日
特殊なケースとして、即日(もしくは翌日)に連絡が来る場合があります。このように早く結果が分かる理由としては、やはり相手が経営者(企業の意思決定者)であるケースがほとんどなので、周囲に確認を取る手間なくスピード感を持って決められるというのがあります。
また、もう一つ優秀な就活生を囲い込むという意図もあります。最終面接まで来ているということはそこまでの選考基準をクリアしているというわけであり、他の就活生と比べると相対的に優秀です。もしここで採用の意思決定が遅ければ、他社に取られてしまう可能性があります。
特に、6月は面接真っ只中です。就活生は面接の日程をぎゅうぎゅうに組んでおり、タッチの差でよそから内定が出ることは何ら珍しくありません。企業は取りこぼしを防ぐためにも「できるだけ早く連絡し、就活生を囲い込みたい」と考えているわけです。
最長では3週間程度
合否連絡までに遅い時は2~3週間かかるケースもあります。
ここまで決定通知が送れる要因の1つとして、採用するかずっと迷っているという要因が考えられます。企業からすると、採用というのは大きな投資です。
マイナビの調査によると、2019年の新卒採用で企業が投じた採用コストの総額平均は557.9万円となっています。
また、採用後にも莫大な人件費や教育費などのランニングコストがずっとつきまとうのです。
このように採用とは決して小さな買い物ではないことから、企業はあらかじめ年度ごとの採用予定人数を設定しています。
このことから内定を出すのに慎重になるという理由があります。
参考:http://mcs.mynavi.jp/enq/naitei/data/naitei_2019_r.pdf
もう一つ内定を出し渋る理由としては、あなたがキープされている可能性があります。
先ほど述べた通り、企業は採用予定人数を決めていますが、内定辞退者が出ることを考慮して採用予定人数よりも多くの学生に内定を出します。
しかし、多少の意内定辞退が想定内とはいえ、たくさん辞退が相次いでしまえばその採用予定人数に足りなくなってしまいます。
そのような場合に備え、あえてしばらくは結果を曖昧にし、やはり人員が足りなそうであれば「合格」連絡をして繰り上げるというやり方を取る企業もあるようです。
結果がすぐ出る人、出ない人
みなさんは「2・6・2の法則」というものをご存じでしょうか。
どの組織でも、2割の人間が優秀な働きをし、6割の人間が可もなく不可もない動きをし、残りの2割は働きがあまりよくないという法則です。
この法則はそのまま、面接の現場でも通じます。とある企業で1日に10人の学生を面接するとしましょう。
そのうちの上位2人の学生に対しては面接終了後にすぐ合否が出ます。 一方、下位2人についても即決で不合格の判断が下されます。 問題は真ん中の6人です。
面接官の評価が割れたり、迷ってすぐに結論が出ないのがこの6割なのです。その面接フェーズでの合格人数が5人だとすると、合格が決定している2人はさておき、真ん中の6人のうちから3人を拾い上げる必要があります。
ではその3人はどのようにして選ばれるのでしょうか。その理由はささいなことが多いです。
「笑顔が素敵だった」「志望度が他より高そうだった」「比較的はきはきしていた」など大した理由でないため、就活生からすれば合否との因果関係を特定しにくいです。
ここでみなさんに伝えたいこととして、面接で確実に合格する方法としては、この上位2割に入ることです。 6割のうちの上位では不十分です。必ず上位2割に入ることを意識して面接対策を行いましょう。