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内定がなかなか取れずにNNT(無い内定)状態に陥り焦っている就活生はきっと多いと思います。
内定が取れない人には共通の特徴があったりします。
今回は内定が取れない人に共通する特徴を3つ解説していきます。
自己分析が甘い
内定が取れない学生に共通する特徴その1は、「自己分析が甘い」ことです。
断言します。就活において一番大事なのは「自己分析」です。
就活を終えた先輩や、富山大で毎週水曜の午後にやってるキャリアガイダンスの講師で来る〇〇ナビの方に、「就活で一番大事な要素はなんですか?」と聞いたらきっと口をそろえて「就活で一番大事なのは自己分析」と言うと思います。
就活ではES(エントリーシート)・SPI(適性試験)・OBOG訪問・面接対策などやることは他にもたくさんあるのに、なぜみな口をそろえて「自己分析が一番大事」と言うのでしょうか。
それは、自己分析をしっかりやっているか否かでこれら他の要素のクオリティが全然変わってくるからです。
(自己分析が大事な理由や、自己分析を行う目的についてはこちらの記事で解説しています。)
面接では、あなたの過去や未来について詳しく深堀りして聞かれます。
例えば、「高校の時に好きだった科目は何ですか?」と面接官に質問されたとします。
そこであなたの好きだった科目が「日本史」だったとして
「暗記科目なので、定量的に取り組めば確実に成果が出るのでやる気に繋がりました。」
とか
「勉強した分だけ点数に繋がるのが嬉しかったためです。」
と回答すれば面接官は「ああ、この子は粘り強いタイプなんだな」「努力できるタイプなんだな」などとあなたの人柄を判断します。
しかしその一方、自分の過去について深堀りしていないと、あなたの人柄や論理性をアピールできずに詰みます。そして気まずい沈黙が訪れます。
また、「過去」の話に限らず「未来」の話についても同じことが言えます。
あなたがその会社に入ってやりたい仕事や、なりたい5年後の自分について説得力を持って回答できないと、面接官には「この子はネームバリューのある会社に入りたいだけなんだな」「会社の影に隠れて生きたいだけなんだな」とネガティブに捉えられてしまいます。
自己分析ではなく、企業分析から始めている
内定が取れない学生に共通する特徴その2は、「自己分析ではなく、企業分析から始める」ことです。
多くの就活生は、「自分」よりも「企業」に目を向けがちです。しかし、本当に大事なのは企業に目を向けて貰える自分になること。もしくは本当の意味で自分にあった企業を見つけることです。
例えば、あなたに好きなアイドルグループがいたとします。
あなたは「〇〇ちゃんは歌が上手だけどバラエティでのトークはイマイチ」「△△ちゃんはダンスが抜群に上手いけど、握手会では愛想がない」などと細かく分析したとします。
しかし、いくらあなたがその子について詳しくなったからといって、その子があなたを好きになる可能性がゼロに等しいです。
どれだけ相手を知っていても、相手から自分が評価されなければ、一生片思いのままです。
引用|「納得の内定」をめざす。就職活動1冊目の教科書|就活塾キャリアアカデミー
これは、就活においても同じことを言えます。いくらあなたが企業について詳しくなっても、あなたがその企業文化に合った人材でないと、入ることは難しいです。
また、多くの就活生がやりがちなミスといして、最初に企業分析から始め、行きたい会社を決めたとします。
「広告代理店の営業か。自分は話が上手くて人気者だから絶対合ってるな!」とその行きたい企業に自分が合っていると思い込んでしまうという落とし穴に、多くの就活生は陥りがちです。
確かに、行きたい企業が求める人物像だと普通は思い込みたくなるものですよね。そんなあなたに自己分析で一番やってはいけないことを教えます。
それは、自分一人で自己分析することです。必ず、周りの人に自分の特徴を聞きましょう。そして、自分を客観視しましょう。
有名企業ばかり受けている
内定が取れない学生に共通する特徴その3は、「いわゆる、有名企業ばかり受ける」ことです。
業種も仕事内容もバラバラ。共通するのは「業界トップ」ということだけというパターンです。
それだと、志望動機・自己PR、仕事において自分の強みがどう生かせるかなどがブレてしまう可能性が高いです。
この就活の仕方は得策ではありません。特定の業界に絞って企業を受けている就活生はその業界・企業の分析がしっかりとできているため、準備の差で負けます。
また、人気な企業になるほど、それに比例して選考倍率も高くなります。
例えば人気企業の一つである明治製菓は内定倍率が2,750倍と言われています。もはや想像がつかない競争率ですよね。仮にその年の採用予定人数が100人だとすると、275,000人の就活生が押し寄せてきます。
でも分かります。企業の情報が少ないから「とりあえず」受けることになっちゃうんですよね。
おそらく、普通に生きていれば就活開始までに知ってる企業なんてテレビCMをやっているようなところくらいだと思います。それが、この明治製菓の倍率に表れていますね。
ただ、みなさんに伝えたいのは「有名企業=優良企業」ではないということです。
会社四季報などを見ると、知名度がなくても大規模な事業展開をしている「実はすごい系企業」がたくさんあります。
特に北陸は製造業が多く、みなさんが知らない企業だらけかと思います。しかし知名度が低くても世界でトップシェアを占めている企業が数多く存在します。
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