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面接でより良い印象を持ってもらうには、最低限のマナーを守ることが重要です。
訪問から退室時のマナーまで、実際の面接の流れに沿ってご紹介します!
基本マナーを押さえて、面接に挑みましょう!
はじめに
書類選考が通過すれば、面接に向けて準備を始める必要があります。面接官に好印象を与えるには、面接のマナーを守らなければなりません。しかし、面接のマナーがよく分からない就活生も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、面接の基本マナーについて詳しく解説します。この記事を参考にして面接の練習をすれば、面接が成功する確率が高まりますよ。後半では服装や髪形のマナーについても触れますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
【面接当日】基本マナーを押さえよう!
面接の当日は、どのような基本マナーを押さえなければならなのでしょうか。以下のマナーを踏まえて面接に臨むことで、採用担当者から高評価を得られることでしょう。
・訪問時のマナー
・入室時のマナー
・面接中のマナー
・退室時のマナー
では、それぞれについて詳しく説明していきます。
訪問時のマナー
企業に訪問する際は、どのようなことに注意しなければならないのでしょうか。訪問時のマナーについて、以下で詳しく解説します。
10分前には会場に到着
当然ですが、面接の当日は遅刻をしてはいけません。とはいえ、あまりにも早く到着するのも企業にとって迷惑となる可能性があるので、面接が始まる10分前に会場に到着すると良いでしょう。受付は面接の5分前で構いません。受付周辺で応募した企業の社員を見掛けたら、挨拶しておくのもポイント。
なお、面接の日に電車が遅延するなど、やむを得ない理由で遅刻しそうな場合は、すぐに企業に連絡してください。その際は、電車の中で電話をするのではなく、一旦電車を降りてから連絡するようにしましょう。
入室時のマナー
面接室に入室する際にもさまざまなマナーがあるのをご存知でしょうか。ここでは、面接室に入る際のマナーを詳しく解説します。これからご紹介する4つのポイントを頭に入れて面接に臨めば、面接官に好印象を与えられることでしょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ドアのノックは3回
面接室に入る際は、ドアを3回ノックするのがマナーです。その後、すぐに入室するのではなく、面接官からの「入室してください」といった返事があったあとに、部屋に入るようにしましょう。また、入室する際は「失礼します」と言うのを忘れないようにしてください。
ドアを開けたら面接官に挨拶
ドアを開けたら面接官に対して挨拶してください。挨拶の内容は、以下を参考すると良いでしょう。
「本日はお忙しいところお時間をいただき、誠にありがとうございます。〇〇と申します。よろしくお願いいたします。」
明るい声で元気よく挨拶し、一礼してください。
ドアは静かに閉める
ドアを閉める際は、バタンと大きな音が出ないようそっと閉めましょう。また、後ろ手でドアを閉めるのではなく、面接官に対して斜めに立ってドアを閉めてください。
面接官の指示で着席
席の方まで進んで行ったら、もう一度一礼して「よろしくお願いいたします。」と挨拶してください。その後、面接官に席に座るよう声を掛けてもらってから、着席するようにしましょう。席に座ったら、バッグは椅子の横に置いておきます。
面接中のマナー
面接中は姿勢に気をつけて、常に背筋を伸ばしておく必要があります。また、面接の際はハキハキと話すのもポイントです。面接中のマナーについて、以下で詳しく解説していきます。
常に背筋を伸ばして姿勢を整える
面接中は、常に背筋を伸ばして姿勢を正してください。良い姿勢を保つことで、自信があるように見えたり、面接官に好印象を与えたりすることが可能です。椅子に深く座りながらも背もたれに寄り掛かからず、なるべく体を動かさないようにするのが、良い姿勢をキープするポイントですよ。
話すときはハキハキ
話すときは、ハキハキと話すよう心掛けましょう。また、身振り手振りを適度に使うことで、面接官の印象に残りやすくなり、説得力があると思ってもらえるといったメリットがありますよ。
あなたの話が伝わりやすくなるよう、結論から伝えることも意識してみてください。さらに、普段友達や家族と話す際に使う口癖がでないよう、注意しましょう。面接官と目を合わせながら話すのも大切なポイントです。
少し口角を上げて、明るくリラックスした表情を意識することも重要。面接官が楽しそうに雑談をしている最中は、にこやかな表情で受け答えすると良いですよ。
退室時のマナー
面接の際は、面接後の退室の様子まで評価されています。そのため、面接が終わったからといって気を抜いてはいけません。最後まで面接官に良い印象を残せるよう、以下で紹介する退室する際のマナーを参考にし、退室の練習もしっかりしておいてくださいね。
椅子から立ち上がったら挨拶をする
面接が終了したら、面接官からもらった名刺などは丁寧にカバンに入れてください。その後椅子から立ち上がり、椅子の横で「本日はお忙しい中お時間をいただき、ありがとうございました。失礼いたします。」といった挨拶をして一礼をしましょう。その後、ドアの前まで進んでください。
挨拶をして退出
面接室から退出する前に、ドアの前で面接官の方を見て「失礼します」と言ってお辞儀をしてください。部屋を出る際は、入室時と同様にドアを静かに閉めましょう。
なお、退室後の対応によっても評価悪化につながる恐れがあります。スマホの電源はオフィスを出るまでは入れないようにし、すれ違う社員には明るい表情で挨拶するようにしてくださいね。
【番外編】面接官に好印象を与えるために
ここからは、面接官に好印象を与えるための服装のマナーと、髪形のマナーについて解説していきます。以下の参考にして服装と髪形を整えて、面接に臨んでくださいね。
服装のマナー
面接の内容が良くても、身だしなみが整っていなければ評価が下がる恐れがあります。身だしなみで重要なのが、清潔感です。そのため、面接前にはスーツをチェックし、しわや汚れがある場合はクリーニングに出しておくと良いでしょう。
スーツをまだ購入していない方は、黒のスーツを選ぶのが無難です。誠実なイメージを与えたい場合は濃紺、明るいイメージを与えたい場合は、グレーのスーツを購入してみてください。
なお、企業によっては私服で面接が行われることもあります。私服の場合も清潔感を与える服装を意識してください。派手な服は避け、カジュアルにならない服・靴を選ぶのもポイント。普段着ではなく、ジャケットや襟付きのシャツ、ブラウスなどを着用しましょう。
髪型のマナー
採用担当者の多くは髪形もチェックしています。そのため、服装と同様に清潔感のある髪形で面接に臨んでください。
髪の色は真っ黒でなくてもOKです。ただし、明るい色は避け地毛に近い色にすると良いでしょう。髪の長さは、長過ぎず短過ぎない長さに、髪が目元にかかっている場合はカットしておいてください。
男性は髪の毛が耳にかからないよう、注意しましょう。スタイリング剤を使用して髪をセットするのがおすすめです。女性の場合は、髪が長い方はポニーテールやハーフアップに、髪が短い方は、耳が出るようスタイリング剤やスプレー、ヘアピンでセットしてくださいね。
まとめ
この記事では、就活生が押さえておくべき面接の基本マナーについて詳しく解説しました。先ほどお伝えしたとおり、面接当日は、遅れないよう10分前には企業に到着しておいてください。
面接の際は、3回ノックをしてから挨拶をし、ドアを静かに閉めてから面接官の指示で席につきましょう。面接中は姿勢を正して明るく受け答えをし、退室の際は一礼をして挨拶をすることを忘れないでください。さらに、清潔感を与える服装や髪形を意識することも大切です。
この記事でお伝えしたマナーを踏まえて面接に備え、面接を成功させてくださいね。