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「新卒採用での履歴書は手書き?パソコン?」どちらで作成するか迷っている就活生は多いと思います。一般的には手書きの方が熱意があってよさげなイメージを持たれがちですが、パソコン作成が悪という訳では決してありません。
履歴書は手書きとパソコンどっちがいいの?
結論から申し上げると、パソコンで作成したところでマイナス評価になることは少ないです。もし自分の字に自信がなかったり、提出する履歴書が多すぎて1つ1つに工数を割いていられない方はパソコンでの作成で問題ありません。
ただ、手書きで作成した方が当然好印象にはなります。その理由は2つです。
熱意をアピールできる
手書きでの履歴書作成は、非常に根気と手間のかかる作業です。日本では苦労した方が賞賛される文化があるので、どうしても手書きの方がプラスになる傾向があります。
苦労した方が賞賛される例として、とある会社で新入社員のAさん・Bさんという方がいたとします。2人は上司から翌日提案する営業資料の作成を依頼されたとします。
・Aさんはサービス残業で深夜まで働き、長い時間をかけて作成しました。
・Bさんは数時間で資料を作成し終え、周囲が残業している中、定時で帰りました。
2人が提出した成果物(営業資料)のクオリティは同レベルだと仮定します。理屈ではBさんの方が生産性が高く、優秀ですね。しかし、なんとなくAさんの方が好印象じゃないでしょうか?「どちらと友達になりたいですか?」という質問なら尚更だと思います。
本当は目的を達成することが重要で、苦労したかどうかは成果物に関係ないのに、努力をしたというボーナスポイントがつく傾向があります。
少し本筋と逸れてしまいましたが、履歴書でも同様のことが言えます。この理論でいくと内容は同じでも苦労して書いた手書きの方が評価されると言えます。よって、志望度の高い企業であれば熱意をアピールできる手書きで用意するのが無難です。
個性が伝わりやすい
採用担当者さんの中には、あなたの書く文字から「個性」や「人柄」を読み取ろうとする方もいます。すると当然字の綺麗さや癖によって印象は大きく左右されます。とても丁寧で繊細な字、細かすぎて眼鏡をかけないと読めない字、縦幅ギリギリでダイナミックで大きな字。人それぞれです。
美しく、読みやすい字を書ければプラス評価を得られる可能性があります。逆に、読みづらい字を書いてしまうといい評価は得られません。自分の字に自信がなければパソコンで作成するのが望ましいでしょう。