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「就職はしたいけど、就活はしたくない」と多くの就活生が一度は思ったことがあるはず。就活に対してやる気がなくなってしまう理由と、その対処法をご紹介します。
はじめに
就活をしなければならないと分かってはいるものの、どうしてもやる気が出ない。
毎年多くの就活生がこのような状況に陥ります。モチベーションの低下は、就活のその後を左右しかねない大きな問題です。
今回は、就活したくないと思ってしまう理由について解説します。後半では、やる気をアップさせるための対処法を紹介しますので、就活に積極的に取り組めずに悩んでいる学生は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
「就活したくない」ときに考えられる主な理由
就活へのモチベーション低下の理由として、主に以下の4つが挙げられます。
・就職に対してネガティブなイメージがあるから
・選考を進んでいく自信がないから
・就活に時間を割く余裕がないから
・やりたい仕事が見つからないから
では、それぞれの理由について以下で詳しく解説します。
就職に対してネガティブなイメージがあるから
近年、ニュースやSNSで、ブラック企業や労働問題がよく取り上げられています。それを目にすることで、社会人になって企業で働くことに対して、ネガティブなイメージを持ってしまっている学生もいることでしょう。実際に社会人として働いたことがなく、就職後のイメージを持ちにくい就活生だからこそ、周囲の意見に流されてしまうことがあります。
また、社会人になれば、メールや電話でのビジネスマナーなど、覚えなければならないことが山ほどあります。暮らす場所によっては、満員電車に揺られながら毎日通勤しなければなりません。このような事実を目の当たりにし、就活へのモチベーションが下がる学生もいるのではないでしょうか。
選考を進んでいく自信がないから
就職をしたい気持ちはあるけれど、人とのコミュニケーションに自信がなく、面接が苦手なため、就活をしたくないと思ってしまうケースがあります。就活では、自分自身をアピールしなければならないので、自分に自信がない学生も苦手意識を持ちやすいでしょう。
就活をしていても、なかなか内定が出ず苦戦していくうちに、就活をしたくないと感じる学生もいます。
事前にしっかり準備していなかった、面接で失敗してしまった、といった具合に、不採用の理由が分かっている場合は対策を講じることができます。
しかし、原因が分からないまま不採用が続く場合は、就活へのモチベーションが下がってしまいますよね。
就活に時間を割く余裕がないから
就活では説明会への参加、OB訪問、自己分析、ES作成、SPI、面接対策など、やるべきことがたくさんあります。だからこそ、何から手をつければ良いのか分からず、積極的に就活する気持ちになれない方もいることでしょう。
また、大学の授業はもちろんですが、部活やアルバイトなどと両立しながら就活を行っている学生も多いです。部活では引退試合に向けた練習で忙しい時期です。また、アルバイトを辞めたり勤務時間を減らしたりできる学生もいるでしょうが、なかなかそれが難しい学生もいることでしょう。
上記で述べたように、学業などとの両立が上手く行かず、就活に十分な時間を割くことができない、といった声もよく聞かれます。そのため、就活が後回しになってしまうパターンも多いのです。
やりたい仕事が見つからないから
将来やりたいことが見つからないために、就活に本腰を入れて取り組めないというケースもあります。そういった学生の多くは、自分の狭い知識の中からやりたい仕事を見つけようとしている場合が多いです。
その上、やりたいことが見つからない自分とは対照的に、将来の夢を実現しようと積極的に就活している友人たちを見ると、さらに焦ってしまいますよね。「何をやりたいのかよく分からないまま就活して、この先良い就職先に巡り合えるのだろうか」と、不安を覚えている就活生もいるのではないでしょうか。
就活をしたくない時にすべきこと
ここまでは、学生たちが就活したくない原因として考えられる理由を解説しました。上記でお伝えしたいずれかの理由に、共感した就活生は多いのではないでしょうか。
このように、就活へのモチベーションが下がっている際には、一体どうすればよいのでしょうか。ここでは、就活に積極的になれない場合の対処法を紹介します。
自己分析をする
就活がうまく進まないことで自信がなくなり、就活へのやる気を失ってしまった場合は、再度自己分析をしてみましょう。自己分析をしてみると、エントリーしている企業や職種が、自分にマッチしていなかったから就活が上手く進んでいなかった、といった原因が見つかるかもしれません。
また、やりたいことが見つからない場合は、自己分析を深めていくことで、やりたい仕事を見つけ出すことができるかもしれません。このように、改めて自己分析をすることで、今何をすべきかを明確にすることができます。
そもそも自己分析を行う理由は、面接の際に自分について分かりやすく説明するためです。内定が出ず苦しんでいる学生は、改めて自己分析を行い、企業を惹きつけるアピールができるよう自己PRを作り直してみましょう。
人生設計を考える
将来どんな生活をしたいのかについて考えていくうちに、就活に対するやる気が出てくるパターンもあります。自分の理想を実現するために、逆算して今何をすべきなのかを書き出してみましょう。そうすることで、自分がどのような業界や企業を選ぶべきなのかが自ずと見えてきます。
また、就活を始めたばかりは自分の夢に向かって頑張っていたのに、次第に就活疲れで当初の目標を見失ってしまっているケースもあることでしょう。就活がルーティンになってしまっている場合も、人生設計について改めて考えてみてください。当初の夢を思い出すことでモチベーションが戻ったり、妥協し過ぎていることに気づいて軌道修正したりすることができますよ。
情報収集する
情報収集することで、就活に対して今より前向きになれる可能性があります。たとえば、社会人として働いている先輩から情報を入手したり、相談したりしてみてはいかがでしょうか。先輩はあなたと同じ経験を経て社会人になりました。そのため、あなたの悩みの解決となるような情報やアドバイスをくれるかもしれません。
また、大学の就活支援課に相談してみるのもおすすめです。大学によっては資格を有したプロのカウンセラーが在籍しています。今のあなたに必要な情報をくれたり、的確な助言をしてくれたりするでしょう。
企業説明会や合同説明会に参加するのも良いですね。今まで知らなかった情報を入手できるでしょう。説明会への参加は刺激にもなることから、やる気が出てくるかもしれません。また、自分とマッチする企業や新たな業界に出会える可能性もあります。志望業界への理解も深められるでしょう。
不採用が続いている就活生は、就活に関する本を読んでみるのもおすすめです。就活の本質・全体像や、内定を獲得するための面接のコツなど、就活をスムーズに進めるために役立つ情報を入手できます。
まとめ
就活に対するネガティブなイメージや、内定を獲得できる自信がないことなどが原因で、就活をしたくないと思ってしまうことが分かりました。就活に積極的になりたいのにやる気が出ないのは苦しいですよね。
そんなときは、改めて自己分析してみてください。自分に本当に合う企業を知ることで、就活への意欲が湧いてくるかもしれません。人生設計を考えることも、やる気を取り戻すコツです。また、先輩の話を聞いたり、大学の就活支援課に相談したりして情報収集することで、就活を頑張る気持ちが芽生えるかもしれませんよ。
本記事を参考にして、あなたの就活へのモチベーションがアップし、素晴らしい企業への就職が決まることをお祈りしています!