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新卒採用において、志望動機は避けては通れぬ道の一つです。
そしてES作成、面接を受ける上で最も重要な要素でもあります。
本記事では企業から「ぜひうちで働いてほしい」と思われるような志望動機作りのコツをお伝えします。
志望動機って?
志望動機とは、なぜその企業を志望しているのか、その理由です。平たく言ってしまえば、「私はあなた(御社)のここに惚れました」ということです。
面接で深堀りされた際に「なぜその企業なのか」「なぜ他ではダメなのか」をきちんと説明できる必要があります。
新卒採用では、みな過去のエピソードがサークルやアルバイトなど似通った話になりがちです。それゆえこの志望動機を作りこめば、他の就活生と差別化ができます。
企業が見ているポイント
企業が採用したいのは、「将来自社で活躍してくれる人」です。そもそも企業は新卒採用では即戦力を求めていません。
そこでアピールすべきは「熱意」です。仮に学歴・成績がその時劣っていたとしても、熱意がある人は自分から学び、成長することで会社に貢献してくれると企業は考えています。なので学生は熱意をアピールして将来企業に貢献できることをアピールしましょう。
志望理由との違い
志望動機と志望理由。この2つは同じに聞こえますが、意味合いとしては全く違います。
「志望動機をお聞かせ下さい」と聞かれた際、多くの学生は志望理由を答えてしまっています。
志望動機とは、「ある職業・企業を志して希望するようになった直接的な原因・心理的なきっかけ」です。
そのため、具体的な過去のエピソードと絡め、ストーリー立てて話す必要があります。
対して志望理由は「ある職業・企業を目指して希望している時に、なぜその職業に就きたいのかの根拠・目的」を指します。
具体例としては「業界No.1だ」「社風がいい」「やりたい仕事がある」などです。
(引用元:https://meaning-difference.com/?p=2060)
面接官は当たり障りのない志望理由については聞き飽きており、心に響きません。回答に説得力を持たせるためにも、志望動機を聞かれた際はしっかりと志望したきっかけを含め、あなただけのドラマ性を生み出しましょう。
作成の際のフレームワーク
志望動機にはストーリー立てて話すためのフレームワーク(枠組み)があります。今からご紹介するフレームワークには面接官が知りたい要素が一通り盛り込まれているので、ぜひこれに沿って作成してみましょう。
私は〇〇に取り組みたい。
まずは仕事をする上で成し遂げたい目標を述べましょう。
なぜ〇〇に取り組みたいか。
それに取り組みたい理由を原体験・きっかけと絡めて述べましょう。
それを成し遂げる上で、なぜその会社でなければいけないのか。
ここで先に述べた志望理由と絡め、その会社ならではの価値を述べましょう。
具体的にどんな風に働きたいか。
もしその会社に入れたらどのような貢献ができるのかを述べましょう。
志望動機作成の際は、以上4つの要素を意識しましょう。ただ、ここで志望したフレームワークは効率・スピードという点では大きな効果を発揮しますが、作成しただけで思考停止しないようにしましょう。
作成した志望動機に対し「どんな質問が来るのかな」と何度も深堀りしておくことが大切です。