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「就活では”自己分析”が大事」そうよく聞くけど、実際どのように自己分析を進めていくのか分からない就活生も多いはず。
この記事では、自己分析の仕方を4つのステップ別で、分かりやすく解説します。
自己分析をしっかり行い、就活を効率よく進めていきましょう!
はじめに
「就活では”自己分析”が大事」
そうは聞くものの、実際どのように自己分析を進めていくのか分からない就活生も多いことでしょう。
今回は、自己分析の仕方を4つのステップ別で解説します。ぜひ最後まで読んでみてください。
自己分析の目的とは
自己分析の目的は主に2つあります。
1つ目は「企業選びの軸を明確にするため」です。
ここが明確でないと、そもそも自分がどんな企業を受ければいいのか分からず、志望動機も書けません。
2つ目は「自分のことを面接官に分かりやすく説明するため」です。
自分の価値観、強みや弱みを知ることが出来れば、自分のことを有効にアピールできます。
このように自己分析は、自分の志望動機や自己PRの質を上げるためにも、とても重要です。
自己分析のための4STEP
次に、どのように自己分析を行えばいいのかを、4つのステップに分けて説明します。自己分析は、就職活動を始める上で最初に行うべきことです。
就職活動をスムーズに進めるためにも、以下のステップに沿って、自己分析を行いましょう。
過去の出来事の洗い出し
まずは過去の出来事を洗い出してみましょう。
ここでは、生まれてから現在に至るまで、頑張ったこと、楽しかったこと、挫折したこと、大変だったことなど、色々と挙げるようにしましょう。
【例】
・小学生の時に生徒会の副会長をした
・高校はサッカー部だったが、3年間ずっと補欠だった
・志望校合格を目指して、受験勉強を頑張った
・居酒屋でのアルバイトを頑張った
・大学でアメフト部に入り、部活動に打ち込んだ
エピソードの掘り下げ
次にその過去の出来事に対して、「なぜ、なぜ」でエピソードを具体的に掘り下げていきます。
今回は、「大学でアメフト部に入り、部活動に打ち込んだ」というエピソードを例に、深堀の方法を分かりやすくお伝えしていきます。
【例】
大学でアメフト部に入り、部活動に打ち込んだ。
↓
“なぜ”アメフトに夢中になったのか?
↓
他のスポーツにはないアメフトの競技性(知力が求められる点)が好きだから
↓
“なぜ”その競技性が好きなのか?
↓
相手の動きを分析し、自分で練った戦術が試合で上手くいった時に達成感を感じるから
ここまで深堀したら、この出来事を経験し、どのような結果・成果を得たのかを問います。
【例】
チームの誰よりも部活動に打ち込んだ結果、最終学年ではキャプテンを任された。
キャプテンを経験する中で、1つの目標に向けて組織をまとめ上げていく力を身につけられた。
エピソードを踏まえて、自分を見つめなおす
このように自己分析の過程を踏むと、自分が大切にしていること、特徴、価値観が見えてきます。
例えば、今回の例で見えてきた特徴としては、
・自分で考えたものが成果として見えた時に、達成感を感じる
・現状を分析したり、頭を使って考えたりすることが好き
の2点がありますね。
企業選びの軸を絞り込む
過去の経験から、自分の価値観、強み・弱みを理解すると、自分が将来なりたい姿が見えてきます。
それが整理されると、自分が働く企業を選ぶ上で重視すべきポイントや譲れない条件が分かります。
今回の例だけでも、
・頭を使わない単純作業にはあまり向いていない
・成果が見えやすい職種(営業とか)が合っているのかも
というようなことが分かりますね。
まとめ
最後にもう一度、自己分析の4STEPをおさらいしましょう。
1.過去の出来事の洗い出し
2.エピソードの掘り下げ
3.エピソードを踏まえて、自分を見つめなおす
4.企業選びの軸を絞り込む
上記のフローに沿って、過去の出来事を深堀していくと、自己理解を深めることが出来ます。
今回は1つの出来事を例として深堀していきましたが、出来るだけ多くのエピソードを深堀してみると、自分では気づいていなかった意外な価値観などが見えてくることがあります。
前述したとおり、自己分析は自分の志望動機や自己PRの質を左右する重要なステップです。
就職活動をスムーズに進めていくためにも、この記事を参考に正しく自己分析を行いましょう。