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就活が近づくにつれ、きっとみなさんの周りではTOEICだったり日商簿記を取りだしているお友達もいるかと思います。
「自分も持ってないと就活で不利になるんじゃないか」と不安になりますよね。
今回は資格の有無で就活が有利になるのかをお答えします。
就活で資格は必要?
結論から申し上げると基本的に資格がなくて就活が不利になるケースはほぼないです。
なぜなら新卒採用はポテンシャル採用と呼ばれており、企業は「即戦力」を求めていません。
よほど専門性の高い職種でない限り、基本的に人柄やポテンシャル(潜在能力)を見ています。
職種によって取得必須な資格はもちろんありますが、持っていたら就活が有利に進められる資格というものはないと見ていいでしょう。
資格が必要になるケース
業界によって必須な資格
業界によっては資格を持っていれば大変有利になるケースがあるます。
その典型的な例としては、不動産業界における「宅建(宅地建物取引士)」という資格です。
宅建は各事業所の5人に1人が必ず持っていないといけないという規定があり、またその合格率も15%~17%と低い水準となっています。この資格を持っていると大変重宝されるので、不動産業界を志望している方は取っておいて損はありません。
引用:宅建とはどんな資格?宅建士はどんな職業?資格の概要や仕事内容・活躍業界
持ってるだけで独立できる資格
その他のケースで言うと、その仕事に就くために取得必須な資格。つまり持ってるだけで開業可能な弁護士、税理士、司法書士、税理士といったものです。こういったの資格は専門職に就くためにもちろん必要なものですが、司法試験に合格しながらも会社員として働く学生も中にはいます。
これら士業とよばれる専門資格は一般的に知名度・難易度が高く、かつ専門知識を持っていることをアピールできます。かなりいばらの道ではありますが、大学在学中に何か成し遂げたいという方はチャレンジしてみてもいいのではないでしょうか。
でも資格を持ってると..
「じゃあ先ほど紹介した難関資格だったり、TOEICでのハイスコアを除いた資格は持っていても意味がないの?」と疑問に思われる方もいるかもしれません。
確かに先ほど紹介したものを除けば持っていて絶対的に有利になるという資格はありません。資格という結果でアピールするのは難しいですが、取得に至ったプロセスだったり意欲をアピールすれば間接的な形でプラスに働きます。
「なぜその資格を取ろうとしたのか」や「そのためにどんな風に勉強したのか」をストーリー性を持って自己PRしましょう。そうすればあなたの人柄だったり、「目標に向かって愚直に頑張れる」ということを長所としてアピールできます。
まとめ
せっかく資格を取得しても、就活で評価してくれる企業は多くありません。また、取得した資格が役に立つかも入社しないと分かりません。
ただ、これは実際に仕事をする上でも大事なことですが、もし資格を取得するならばその意図・目的をはっきりさせましょう。それをしっかりと言語化できれば自己PRに繋がるはずです。