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「就活で学歴って関係するの?」「低学歴だけど不利にならないかな…」と不安になってる方もいるかと思います。
今回はそんな疑問にお答えしていきたいと思います。
就活に学歴って関係するの?
さっそく結論から答えますが、学歴は加点対象になります。つまり、基本的に学歴が低くても不利にはなりませんが、高学歴であれば若干のアドバンテージになるということです。
人事が学歴を確認するのはES(エントリーシート)です。まだあなたの人柄やリアルな姿が見えないES(エントリーシート)の段階では、客観的な判断を下せる学歴を一つの参考にします。
ES(エントリーシート)では、上部にスペック欄(学歴、部活、留学経験、資格)があり、下部ではアピール欄(自己PR、学生時代に力をいれたこと)と大きく分けると2パートに分かれています。
この段階では、学歴はあればちょっとだけ有利になる程度に思っておいた方がいいです。先ほども述べた通り、学歴や所属していた部活というのは、その人がどんな人生を歩んできたかを判断する客観的な指標になります。そこでアピールできることがあるなら当然プラス評価になります。
参照|【たった1動画で最強のESになる】人事部歴22年が語る絶対に負けない就活エントリーシート攻略法【4ポイント】
かといってなければ不利になるというわけでもありません。企業が求めているのは「活躍できる人材」であり、「学歴のある人材」ではないからです。
学生時代であれば、学力の高さ(頭の良さ)が評価の基準でしたが、社会においては「頭がいい=優れている」とは限りません。
会社で成果を出すためには、頭の良さ以外にも、コミュニケーション能力、協調性、交渉力などさまざまな要素が必要となります。それゆえ企業は学歴をあくまで参考程度に評価するのです。
学歴フィルター
みなさんの中に「学歴フィルター」という言葉を聞いたことがある方も多いんじゃないかと思います。
学歴フィルターとは、大学名などの学歴を基準に選考し、基準に満たない大学の就活生は大学名だけで足切りされてしまうことです。
例えば、少し前に話題になった話として、ある大学の就活生が人気企業の説明会に申し込もうとしたところ、「満席」になっており申し込みができませんでした。そこで試しに大学名を国立の難関大学に変えたところ、予約可能になったというのがSNSで反響になりました。
他にも学歴フィルターが利用されるケースとして、ES(エントリーシート)で大学欄だけ見て、基準に満たなかった場合にそく不採用にするというものです。
残酷には聞こえますが、学歴フィルターを利用するのにはわけがあります。
学歴フィルターを利用していると公言している企業は存在しませんが(企業イメージのため)、利用しているであろう企業には共通点があります。それは、就活生から人気の企業であるという特徴です。
例えば人気企業の一つである明治製菓は内定倍率が2,750倍と言われています。もはや想像がつかない競争率ですよね。仮にその年の採用予定人数が100人だとすると、275,000人の就活生が押し寄せてきます。これだけ膨大なES(エントリーシート)を数人~数十人の人事で一つ一つ見るのは不可能です。
参照|内定競争倍率「高い50社、低い50社」はどこか|東洋経済オンライン
先ほども申し上げた通り、学歴は客観的な判断を下せる指標の一つです。効率よく、かつある程度正確に足切りできる判断材料として学歴フィルターを適用しているのです。
学歴の壁なんてひっくり返そう!
先ほど述べた通り、学歴とは一つの判断材料にすぎず、あればちょっとプラスになる程度のものです。企業はそれよりもあなたの「人柄」や「可能性」をみています。
そもそも企業は新卒採用で即戦力を求めていません。新卒採用はポテンシャル採用と言われており、あなたの今現在の能力ではなく潜在能力を見ています。
キャリア採用では過去の実績やスキルを見ますが、社会で働いたことのない学生に対しては、今後の成長の可能性をいろんな要素から判断します。
その判断指標の一つとして用いられるのが学歴です。「勉強できる≠優れている」ではないと先ほど申しましたが、学歴があるということは、「上位校に受かるまで勉強できる継続力」や「頭のキレのよさ」などを類推解釈できます。
逆に学歴がないと「努力がニガテなタイプなのかな…?」「頭のキレが足りないかも」とES(エントリーシート)の段階で懸念を抱く人事の方もいるかもしれません。
そんな懸念や不安をいい意味で「裏切り」ましょう。それができるのがアピール欄(学生時代に力を入れたこと、自己PR)です。弱点が単なる思い過ごしであったことを面接の場で証明しましょう。
私たち「スカウミー!」では面接官に刺さる自己PRの仕方や、学生時代に力をいれたこと(ガクチカ)の話し方を紹介しています。