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「就職活動はいつからスタート?」「インターンの募集はいつから?」
就職活動をスタートしたばかりの時は、分からないことだらけですよね。
まずは就活スケジュールを把握して、今自分がすべき事を明確にしておくことが大事です。この記事を参考にして、就活の全体像を掴みましょう!
はじめに
だんだんと早まる就職活動の開始時期に対し、不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
今回は「就職活動はいつからスタート?」「インターンの募集はいつから?」といった、駆け出しの就活生さんを悩ませる就活スケジュールについて解説していきます。
今やるべき事を明確にして、不安を取り除いていきましょう。
26年卒の就活スケジュール
2026年卒の就活スケジュールは、基本的に2025年卒の採用選考から変更はありません。
つまり、基本的には2025年3月から採用情報の解禁、6月から選考の解禁となります。
また、コロナ禍が明けた今、対面での採用試験を行っている企業も増えてきました。 企業によってはオンライン・対面の両方を実施している企業もあります。どちらにも対応できるよう、しっかり備えておきましょう。
【2024年6月~9月】夏インターンに参加
夏のインターンは「サマーインターン」と呼ばれ、営業同行をして顧客回りを体験する実践型や、新規事業の提案を行うグループワークなど、内容は企業によって様々です。
ただ、近年はコロナの影響で従来のやり方では実施できないケースが多く見られます。
それでもインターンを重要視する企業側の姿勢は変わらないでしょう。
やり方や時期が変更になる可能性はありますが、実施されるのであれば積極的に参加するのが望ましいでしょう。
夏インターンの期間
基本的には学生の夏休み期間にあたる7~9月に実施されます。
実施期間は企業によって異なり、数日~数週間、長いと1ヵ月以上のものもあるようです。
多くの企業を知りたい方は短期のインターンに多く参加し、1社を深く知りたい方は長期のインターンでじっくり体験すると良いでしょう。
参加するメリット
① 選考時のアピール材料になる
インターンでの就活生の態度や評価は、現場の方から採用担当者にも伝わっているでしょう。
エントリーシートに「インターンシップの時にこのような良い経験をできたので、貴社で働きたいと思いました」といった内容を織り込めば、採用担当者の心を掴む事ができるかもしれません。
② 自分の適性について理解が深まる
インターンに参加することは、企業側の方針と就活生が持つ企業のイメージとの差分を減らす事にも繋がります。
企業にとっても、新入社員の離職率はなんとしてでも下げたいと思うはずです。
入社してから「思っていた仕事と違う…」という事にならないために、あらかじめ業務を体験できるインターンは、企業との相性を確認できる貴重なチャンスと言えるでしょう。
③ 情報網ができる
インターンに参加する人の中には就活情報にアンテナを張っている人が多い傾向があります。そういった人と繋がる事で、有益な情報を得られるかもしれません。
また、同じ企業を目指す仲間と繋がることで、情報を共有したりお互いに励ましあって成長でき、就活のモチベーションアップにもなるでしょう。
企業の方にも顔を覚えてもらえれば、選考で有利に働くことがあるかもしれません。
【2024年10月~2024年2月】秋・冬インターンに参加
夏インターンでは企業側としてはたくさんの学生との接点を持つことやブランディングを主な目的としています。
しかし秋・冬インターンでは、より優秀な学生を掘り起こす事が目的となり、夏と比べて選考感がさらに強くなります。
そのうえ実施期間も短くなるため、よりアピールに力を入れて挑みましょう。
【秋・冬インターンの期間】
夏休みに合わせていた夏インターンとは違い、授業のある平日にも行われます。
期間も数日と短く、学校生活とのバランスをよく見ながら取り組む必要があります。
夏インターンを逃した人は秋・冬だけでも参加しておくと良いでしょう。
【参加するメリット】
① インターン参加で選考を優遇される可能性がある
秋・冬に限らずインターンに参加した学生を本選考で優遇している企業は多くあります。
インターンを秋冬にしか実施していない企業の場合は、この機会を逃さないようにしましょう。
② 就活の軸を確立するのに有効である
夏・秋・冬とインターンの参加を繰り返すことで、初めは漠然としていた社会人イメージを具体的に固めやすくなっていきます。
また、秋・冬インターンは夏に比べてさらに実践的な内容となる企業も多いので、よりリアルな体験ができる良い機会となるでしょう。
【2025年6月~10月】選考開始~内定
翌年の6月からは本格的に選考が始まり、内々定も出始めます。
「内々定」とは内定の仮決定のようなもので、「10月に内定を出します」という企業からの約束です。
多くの企業では10月に内定式を行い、採用通知が学生に渡されます。これに対し学生側が承諾書を提出する事で正式に内定となります。
ただ、早く内定がもらえれば良いというわけでもありません。
「この企業でいいや」と妥協せず、納得のいくまで就活に取り組みましょう。
就活準備としてすべきこと
ここまでインターンをメインに解説してきましたが、準備すべきポイントはそれだけではありません。
ここからはインターン以外にも備えておくといいポイントをご紹介します。
スムーズに就活を進めていけるよう、少しずつ準備しておきましょう。
自己分析
「自己分析」とは、過去の経験や考え方を振り返り自分の性質を理解する事です。
今までの人生でターニングポイントに立った時、学生時代の受験や部活動、大きく感情が揺さぶられた出来事がいくつかあると思います。
その時に何を感じ、何を基準に決断したのかを振り返ってみると、自分の性質が見えてくるはずです。
自分の性質を言語化しておくことは、自己アピールの際にも役立ちます。
業界・企業研究
自己分析で自らの性質を把握したら、業界・企業についても調べてみましょう。
せっかく自分を理解できても、企業との相性が良くなければ社会人生活は長続きしません。
企業の体質が合うかどうかは仕事のモチベーションにも関わってきますし、企業側が求める人材の要素に自分が当てはまるかも重要なチェックポイントです。
自分の性質や志向に合う企業を見極めるためにも、業界・企業研究はしておきましょう。
OB訪問
実際に入社して働いている人の話が聞けるのがOB訪問です。
選考時はどんな感じだったのか、入社後の仕事内容や社内の雰囲気など、説明会やインターンに行っただけでは分からない、よりリアルな現場の声が聞ける貴重な機会です。
OB訪問はいつでも行けますが、3月以降は就活が本格化するため忙しくなる可能性があります。希望する場合は早めに動いておきましょう。
筆記試験対策
企業によっては選考において筆記試験を行う場合があります。
内容は国語や数学といった能力に関する問題から、適性検査、一般常識、時事問題、小論文など様々です。
日頃からニュースをこまめにチェックしたり、筆記試験対策用の参考書やアプリもありますので、それらを活用して勉強しておきましょう。
志望する企業でどんな問題が出されるか予想できない場合は、OB訪問時に傾向を聞いてみるのもいいかもしれません。
まとめ
就職活動についての大まかなスケジュールは把握できたでしょうか?
「意外とやることあるな…」と感じたかもしれませんが、焦らず一つひとつを着実にクリアしていけば、それがきっと自信にも繋がるでしょう。
新型コロナウイルス感染症の影響が各所に出て、思うようにいかないことも多々あるかと思います。
しかし、就職活動はこれからの社会人生活を決める大事なタイミングです。適当な行動や妥協はせずにしっかりと将来を見据えて進めていきましょう。